2023年11月4日・5日:觀音樂⑤『空海・山水渉覧』開催のご案内



生誕1250才を2024年にむかえる空海。
空海研究の第一人者、武内孝善先生と過ごす"空海体験"の二日間です。
11月の4日と5日、皆様の御参集を心よりお待ちしております。






プログラム


十一月四日(土):十三時〜十六時(十二時半入場)
◉阿字観
密教瞑想(メディテーション)

宇宙の聖音...はじめの音〈 a(阿)〉と、終わりの音〈 un(吽)〉。
密教の観想法『阿字観』と、空海が書いた『吽字義(うんじぎ)』...
印度から中国に〈 un 〉が伝わったとき、同音の漢字がなく中国で創作された。
その字が、〈吽〉。〈吽〉は、〈 nnn... 〉と牛が口を閉じて鳴くその音...
ふたつ合わせて〈阿吽(あ・うん)〉なり

会場/嵯峨野・観音院本堂(椅子席あり)

●十三時〜
武内孝善師による「阿字観」解説・指導

●十三時三〇分〜十四時三〇分
阿字観
[休憩]

●十五時〜十六時
『帰るいのち ―お大師さまの生死観―』
講演:武内孝善師

主催/観音院
参加費/二〇〇〇円
詳細は参加決定後お伝えします。


十一月五日(日):一○時〜十六時
◉空海道を渉く
神護寺〜大覚寺歴史散策

大唐・長安の都から嵐の波濤を奇跡的に渉り、
わが国初の密教経典を無事、積載して帰国した空海...
建設初期、平安京のことだ。平安京西北、現在の神護寺。
時の若き天皇、嵯峨天皇が大沢の池のほとりに別荘を築いた。
嵯峨院(大覚寺)だ。神護寺と嵯峨院・大覚寺。
そのあいだを結ぶように清滝川の清冽なせゝらぎがいまも寸分かわらず流れている。
みなぎる空海の脚足では一時間足らずの距離か。
せゝらぎを魚のように渉り歩いた姿が眼にうかぶ...

[一部] 神護寺参拝

●一○時、神護寺山門前集合。大師堂など特別拝観を空海博士、武内孝善先生の解説による
●十二時、昼食(弁当)

[二部] 神護寺から大覚寺まで

●十二時三十分、神護寺出発。清滝川沿い「空海道」を涉覽し嵯峨天皇の大覚寺へ
●十五時三○分、大覚寺参拝
●十六時、大覚寺駐車場解散

主催/観音院
参加費/三〇〇〇円(特別拝観料+弁当、茶ほか)
詳細は参加決定後お伝えします。お申し込み先着順、定員次第〆切。